“すいとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水筒50.0%
出納45.5%
吸筒4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽黒は、リュックを背中からおろして、さっそく水筒すいとうの中に入れている葡萄酒をとりだし、ニュウムのコップについで、博士の口の中へ流しこんだ。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
租稲そとうはもとより正税しょうぜい出挙すいこ出納すいとうまでが、ことごとく何束何把をもって計算せられたのは、えいすなわち稲の穂の運搬と貯蔵とが、普通であった証拠である。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
と東助がさし出す気付を口に入れて、吸筒すいとうの水を呑ませると、今迄息も絶え絶えに唸いていた博士は、ようようにまなこを開けた。
月世界競争探検 (新字新仮名) / 押川春浪(著)