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すいごう
ふりがな文庫
“すいごう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水郷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水郷
(逆引き)
あたしは芝で生れて
神田
(
かんだ
)
で育って、
綾瀬
(
あやせ
)
(
隅田川
(
すみだがわ
)
上流)の
水郷
(
すいごう
)
に、父と住んでいたことがある。あたしの十二の時、桜のさかりに大火事に焼かれて、それで
家
(
うち
)
は没落しはじめたのです。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
大盗の
巣窟
(
そうくつ
)
、
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
などの
水郷
(
すいごう
)
もあって、旅途はさびれ、土民の気風も荒く、そのうえ日々聞ゆる兇悪な犯行にさえ、従来、官の実績は何もあがらず、官は無力なものと
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでにその日は、山東
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
の近くかと思われる
水郷
(
すいごう
)
地帯へはいっていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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