“じんべえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甚兵衛83.3%
仁兵衛8.3%
甚兵衞8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのあとで、また蓄音機が一くさりすむと、貞水の講談「かちかち甚兵衛じんべえ」がはじまった。にぎやかな笑い顔が、そこここに起る。
水の三日 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
神田明神前にささやかな水茶屋を営んで居る仁兵衛じんべえの娘お駒、国貞くにさだの一枚絵に描かれたほどの美しさで、享保明和の昔の、おせんふじにも優るだろうと言われた評判娘が
黄金を浴びる女 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
爺「さア、これからはおれが相手になる、この甚兵衞じんべえが相手じゃ」