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じょふんにん
ふりがな文庫
“じょふんにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
除糞人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
除糞人
(逆引き)
こう言う大慈悲心を動かした如来はたちまち平生の
神通力
(
じんつうりき
)
により、この年をとった
除糞人
(
じょふんにん
)
をも
弟子
(
でし
)
の
数
(
かず
)
に加えようと決心した。
尼提
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
半月
(
はんつき
)
ばかりたった
後
(
のち
)
、
祇園精舎
(
ぎおんしょうじゃ
)
に参った
給孤独長者
(
きゅうこどくちょうじゃ
)
は竹や
芭蕉
(
ばしょう
)
の中の
路
(
みち
)
を尼提が一人歩いて来るのに出会った。彼の姿は
仏弟子
(
ぶつでし
)
になっても、余り
除糞人
(
じょふんにん
)
だった時と変っていない。
尼提
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ただ
波羅門
(
ばらもん
)
や
刹帝利
(
せっていり
)
だけは便器の中に用を足し、特に足を労することをしない。しかしこの便器の中の
糞尿
(
ふんにょう
)
もどうにか
始末
(
しまつ
)
をつけなければならぬ。その始末をつけるのが
除糞人
(
じょふんにん
)
と呼ばれる人々である。
尼提
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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