“じょねい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汝寧66.7%
徐寧33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついに国亡ぶるに至る、しかるにこの謡は至正中より起るにあらざるなり、順帝の至元三年、汝寧じょねいより獲るところの捧胡を献ず、弥勒仏小旗、紫金印の量天尺あり、而して泰定帝の時
「ではすぐ枢密院すうみついんへ、ちんの旨を申し、汝寧じょねいからその者を呼びよせい」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
目下、汝寧じょねいにおる呼延灼こえんしゃくく者はございません。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
林冲りんちゅう徐寧じょねい呼延灼こえんしゃくらの部隊も、総大将を失った結果、支離滅裂となって、ぞくぞく、敗戦の戦場からここの泊中へ引きあげていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
徐寧じょねいは再拝してひきさがり、あとは班の各組頭に頼んで、ひとり汴城べんじょうの都門へ向って、金鎗を小脇に手馴れの馬を飛ばして帰った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つづいて翌日には、花栄、秦明しんめい徐寧じょねい呼延灼こえんしゃくの四人とその部隊が来て、これは渭河の両岸に、埋伏まいふくの計をとって、影をひそめる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)