“じょうへき”の漢字の書き方と例文
語句割合
城壁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ほかの雑兵ぞうひょうには目もくれないで、まっしぐらに、武者走り(城壁じょうへき細道ほそみち)をかけぬけた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この男は美しい若い妻のことでも考えていたのでしょうか? 毛皮と高価な肩掛かたかけでかざられたラクダが、この男の妻を、美しい花嫁はなよめを乗せて、町の城壁じょうへきのまわりを歩いたのは
「真に人に接して城壁じょうへきもうけず一視同仁いっしどうじん的の愛情の深い人だ」という。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)