“じょうじき”の漢字の書き方と例文
語句割合
畳敷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯壺ゆつぼ花崗石みかげいしたたみ上げて、十五畳敷じょうじきぐらいの広さに仕切ってある。大抵たいていは十三四人つかってるがたまには誰も居ない事がある。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
白々とした粉黛ふんたいの顔に、パッと桃色の灯をうけながら、十四、五人の侍女こしもとたち、皆一つずつの燭台をささげ、闇を払って長廊下から百畳敷じょうじきの菊の間へ流れこんだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)