“たたみじき”の漢字の書き方と例文

語句	割合
畳敷	100.0%

畳敷

呉服部は、腰高（こしだか）の畳敷（たたみじき）で、普通のお客は、畳に腰かけて買い物をする。しかし反物などを買う客は、畳敷の上にあがり込む。

私の生まれた家 (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)

うんげん縁（べり）の畳敷（たたみじき）で、天井の高い広廊下は、凍った風で寒かった。信祝は、急ぎ足に、一つ角を曲ると

大岡越前の独立 (新字新仮名) ／ 直木三十五(著)

奉天の満鉄の社宅は、壁が煉瓦（れんが）で、中は畳敷（たたみじき）の日本間になっている。

満洲通信 (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)