トップ
>
じゆつな
ふりがな文庫
“じゆつな”の漢字の書き方と例文
語句
割合
術無
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
術無
(逆引き)
露置く
百合
(
ゆり
)
の花などの
仄
(
ほのか
)
に風を迎へたる如く、その
可疑
(
うたがはし
)
き婦人の
面
(
おもて
)
は
術無
(
じゆつな
)
げに挙らんとして、又
慙
(
は
)
ぢ
懼
(
おそ
)
れたるやうに
遅疑
(
たゆた
)
ふ時
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その
術無
(
じゆつな
)
き声は
謂知
(
いひし
)
らず母の胸を刺せり。彼はこの子の幼くて善く病める
枕頭
(
まくらもと
)
に居たりし心地をそのままに覚えて、ほとほとつと寄らんとしたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
為失
(
しな
)
したりと貫一は
密
(
ひそか
)
に
術無
(
じゆつな
)
き
拳
(
こぶし
)
を握れり。満枝は
猶
(
なほ
)
も言足らで
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
じゆつな(術無)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
すべな