“じゅきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
儒教55.6%
誦経33.3%
咒教11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机の上の小さな本立てには、仏教・儒教じゅきょう・キリスト教の経典類や、哲人てつじんの語録といった種類のものが十冊あまりと、日記帳が一冊、ノートが二三冊たててあるきりである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
焼香供華くげ礼拝らいはい誦経じゅきょう、心しずかに称名しょうみょうしたろう真面目さ、おとなしさは、何という人柄の善いことだろう。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ラマ(喇嘛)教は、神力加持を説く密教(仏教の一流派)を精霊信仰の西蔵の原宗教(シャマニズムの一種)に結びつけ、輪廻と転生を信じ、超自然の神秘力に帰依する多神教の秘密咒教じゅきょうである。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)