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じゃっこういん
ふりがな文庫
“じゃっこういん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寂光院
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寂光院
(逆引き)
これも一種の
諷語
(
ふうご
)
であるからだ。マクベスの門番は山寺のカッポレと全然同格である。マクベスの門番が解けたら
寂光院
(
じゃっこういん
)
の美人も解けるはずだ。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
女院がそういわれるままに、適当な場所を物色していると、
寂光院
(
じゃっこういん
)
というところをすすめる者があった。
現代語訳 平家物語:13 灌頂の巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
今晩はドチラへ、はい、大原の
寂光院
(
じゃっこういん
)
に美しい尼さんがいると聞いたから、それを訪ねてみたいのです。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
浩さんは
松樹山
(
しょうじゅざん
)
の
塹壕
(
ざんごう
)
からまだ
上
(
あが
)
って来ないがその紀念の遺髪は
遥
(
はる
)
かの海を渡って駒込の
寂光院
(
じゃっこういん
)
に埋葬された。ここへ行って御参りをしてきようと
西片町
(
にしかたまち
)
の
吾家
(
わがや
)
を出る。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
のみならず、元来が
寂光院
(
じゃっこういん
)
事件の説明がこの篇の骨子だから、ようやくの事ここまで筆が運んで来て、もういいと安心したら、急にがっかりして書き続ける元気がなくなった。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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