“寂光院”の読み方と例文
読み方割合
じゃっこういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これも一種の諷語ふうごであるからだ。マクベスの門番は山寺のカッポレと全然同格である。マクベスの門番が解けたら寂光院じゃっこういんの美人も解けるはずだ。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
女院がそういわれるままに、適当な場所を物色していると、寂光院じゃっこういんというところをすすめる者があった。
今晩はドチラへ、はい、大原の寂光院じゃっこういんに美しい尼さんがいると聞いたから、それを訪ねてみたいのです。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)