“じむしょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
事務所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糟谷は事務所じむしょの入り口で小使こづかいを見た。小使はいつもていねいにあいさつするのだが、けさはすぐわきをとおりながらあいさつもせずにいってしまった。糟谷かすやはいやな気持ちがした。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「私は、今事務所じむしょから、こちらではたらけと云われてやってまいりました。」
耕耘部の時計 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
事務所じむしょの人は、測量そくりょうするような目で光吉こうきちをながめてから、そばに立っている母にいった。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)