“じざかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
地境95.0%
地堺5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしたちの領分とザセーキン家の領分との地境じざかいを成している垣根が、共同のへいにぶつかっている庭のはずれに、もみの木が一本、ぽつんと立っていた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
「なんですか、番頭ばんがしらのおことばには、新規に戴いた采地の地境じざかいとか、おさしずを承れと、申されて参りましたが」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この丘の両側にある若蘆わかあしの原まで、出かけて聴くことにしていたオオヨシキリが、わずかな間だが地堺じざかいけやきの樹に来て啼いた。