“しんがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新型60.0%
新形40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新型しんがたで、いかにも機械きかい精巧せいこうそうです。正二しょうじは、それをうでにはめて、よろこんでびまわりました。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
物干には音羽屋格子おとわやこうしや水玉や麻の葉つなぎなど、昔からなる流行はやりの浴衣が新形しんがたと相交って幾枚となく川風に飜っている。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
皆勝ちたい勝ちたいの勇猛心のってさまざまの新形しんがたとなったもので、おれは手前じゃないぞと振れてあるく代りにかぶっているのである。して見るとこの心理からして一大発見が出来る。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)