トップ
>
しろべっこう
ふりがな文庫
“しろべっこう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白鼈甲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白鼈甲
(逆引き)
妙子は、もう近頃は幸子の前でおおびらになっているので、帯の間から
白鼈甲
(
しろべっこう
)
の煙草入を出して、昨今では貴重な舶来の
金口
(
きんぐち
)
を一本取って、ライタアを点じた。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
支那
(
しな
)
金魚の感じがする円顔の出眼の婦人で、髪の毛を割らずに、額の生え
際
(
ぎわ
)
から頭の
頂辺
(
てっぺん
)
へはりねずみの
臀部
(
でんぶ
)
の
如
(
ごと
)
く次第に高く膨らがして、
髱
(
たぼ
)
の所へ非常に大きな
白鼈甲
(
しろべっこう
)
の
簪
(
かんざし
)
を挿して
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
しろべっこう(白鼈甲)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
しろ
しろべつかふ