トップ
>
しろちりめん
ふりがな文庫
“しろちりめん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白縮緬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白縮緬
(逆引き)
剃刀のように鋭い
白眼
(
しろめ
)
勝ちの瞳は、殺気をたたえていて、はげしく、
吃
(
ども
)
った。白っぽい
単衣絣
(
ひとえがすり
)
に、
白縮緬
(
しろちりめん
)
の帯をしめている。勝則の前に、
中膝
(
ちゅうひざ
)
で坐った。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
「何しに行くんだい。」芳太郎は
釈
(
と
)
けかかった太い
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
兵児帯
(
へこおび
)
をぐるぐる
捲
(
ま
)
きつけながら、「お前今夜は帰りゃしないんだろう。己も一緒に行こう。」
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
問われたのは、ふらんねるの茶色なのに、
白縮緬
(
しろちりめん
)
の
兵児帯
(
へこおび
)
を締めた
髭
(
ひげ
)
の有る人だから、事が手軽に
行
(
ゆ
)
かない。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しろちりめん(白縮緬)の例文をもっと
(29作品)
見る