“しろさんご”の漢字の書き方と例文
語句割合
白珊瑚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公子、真中まんなかに、すっくと立ち、静かにつるぎを納めて、右手めてなる白珊瑚しろさんごの椅子にる。騎士五人廻廊まで登場。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
折しも風立って来たからさっなびき、颯と靡き、颯と靡く反対の方へ漕いで漕いで進んだが、白珊瑚しろさんごの枝に似た貝殻だらけの海苔粗朶のりそだうずたかく棄ててあるのに、根を隠して、薄らあおい一基の石碑が
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)