“しろきん”の漢字の書き方と例文
語句割合
代金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夜亥刻よつ半(十一時)過ぎにお篠さんが、二百両の金を持って来て、お秋の代金しろきんにこれだけ受取って来たから、これで私に身を立てろと言うんです。
立派な屋敷で暮していたある老婦人が、ジャンを可愛い子と思ったので、一日あるひ、その身の代金しろきんを払って、自分の手もとに引き取った。なかなか利発な子だったので学校にあげた。
親ごころ (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
これをてめえに遣るから泥坊に奪られない積りで主人のとこへ往くがい、しかしそれは尋常ただの金じゃない、たった一人の娘が身を売った代金しろきんだけれども、これを汝に遣るからと仰しゃって
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)