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しろがた
ふりがな文庫
“しろがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
城方
50.0%
城固
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城方
(逆引き)
それに対抗する
城方
(
しろがた
)
の方は、最初は七八千も籠っていたけれども、日に/\降人や
落人
(
おちうど
)
が頻出して、しまいには三四千にも充たない、微々たるものになった。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そして夜が明けると、それとなく攻撃の手を
緩
(
ゆる
)
めて
城方
(
しろがた
)
の様子を
窺
(
うかゞ
)
ってみたが、いつ迄立っても城からは何の
沙汰
(
さた
)
もなく、寄せ手が静まれば籠城方も変に静まり返っている。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
大将の寝所を襲ったのは
城方
(
しろがた
)
の間者の類ではなく、盗賊か、或は殿様に個人的の
怨
(
うら
)
みを
抱
(
いだ
)
く人間かも知れない、武士の所為ならば鼻を斬るような無意味ないたずらをする筈がないから
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
しろがた(城方)の例文をもっと
(1作品)
見る
城固
(逆引き)
いえ、それより、どっちへお逃げなさるにしても、この
濠端
(
ほりばた
)
を、右にいってはいけません。お
城固
(
しろがた
)
めの
旗本屋敷
(
はたもとやしき
)
が多いなかへはいったら
袋
(
ふくろ
)
のねずみです。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しろがた(城固)の例文をもっと
(1作品)
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