“しょしょほうぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諸処方々50.0%
処々方々25.0%
所々方々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木綿もめんというものの我邦わがくにに知られたのは、相応に古いころからのことであったようだが、わたという作物さくもつを、諸処方々しょしょほうぼう田畠たはたにうえ、それから綿を取り糸をつむいで
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
沼田さんは給仕を呼んで、処々方々しょしょほうぼうへ電話をかけさして、是公の行方ゆくえを聞き合せてくれたが全く分らない。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
七月から八月にかけて五十日ほどの間は所々方々しょしょほうぼうをうろ付いていました。
廿九日の牡丹餅 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)