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しょうそうかん
ふりがな文庫
“しょうそうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
焦躁感
66.7%
焦燥感
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焦躁感
(逆引き)
もしかれらが直ちに原隊復帰を
肯
(
がえ
)
んじないとすると。……そう思うと
焦躁感
(
しょうそうかん
)
はいやが上につのり、それがめいるような
悲哀感
(
ひあいかん
)
にさえなっていくのであった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
あの
閑
(
のど
)
かな、ひそやかな風景の中にたたみこまれているのだと思うと、今は運命に対する
憤
(
いきどお
)
りもなければ、居ても立ってもいられぬような
焦躁感
(
しょうそうかん
)
もなく、唯、愛情を傾けつくした四年間の
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
しかし、十五分、十分と、残された時間が少なくなるにつれ、かれの
焦躁感
(
しょうそうかん
)
はしだいに高まって行った。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
しょうそうかん(焦躁感)の例文をもっと
(2作品)
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焦燥感
(逆引き)
ムラムラと湧きあがってくる
焦燥感
(
しょうそうかん
)
を、グッと
抑
(
おさ
)
えつけ、
傍
(
かたわら
)
を見ると、年若い参謀は、満面を
朱
(
しゅ
)
にして、拳を握っていた。参謀長は、はッと気を取直した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しょうそうかん(焦燥感)の例文をもっと
(1作品)
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