“しょうぎば”の漢字の書き方と例文
語句割合
床几場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしても西に傾く頃、秀吉はここから三番貝を吹かせ、自身の床几場しょうぎばを城外へすすめて、海道口の印南野いなみのに移した。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてやがて仮城とも見える本丸小屋と無数の陣幕が山上にひらかれ、中央に馬簾ばれん旌旗せいきなどの簇立ぞくりつしている所こそ問わずして、佐久間玄蕃允げんばのじょう床几場しょうぎばと知られる。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉は、夕刻、足羽山あすわやまの本陣を、さらにすすめて、市街の一端、九頭龍川くずりゅうがわをうしろに、床几場しょうぎばをさだめ
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)