“しゅんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
春草60.0%
俊爽20.0%
駿壮20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば春草しゅんそうの「落葉」があれほど有名であるだけあって、最初から春草の絵は天才的に旨いのだが、それでも無名の青年時代には幾度か入選しなかったとか、数え挙げれば
現代能書批評 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
そのまゆは長くこまやかに、ねむれる眸子まなじり凛如りんじょとして、正しく結びたるくちびるは、夢中も放心せざる渠が意気の俊爽しゅんそうなるを語れり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「そうだ。せっかく分捕った駿壮しゅんそうだが、くせ馬なので、誰ものりこなす者がない。——君の用い料には向かんかね?」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)