“しゅくろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
宿老100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
原田は古くから宿老しゅくろうの家柄であり、伊達家では一、二の臣といわれて来た。政宗が仙台に移ったとき、原田家も柴田郡船岡へ替り、以来、百年ちかいあいだ、館主たてぬしとして船岡を領していた。
主賓は伊達安芸だてあき、つぎに現職の家老、奥山大学、大条兵庫、古内主膳。また「一家いっか」の格式である片倉小十郎。ほかに原田甲斐、富塚内蔵允くらのすけ、遠藤又七郎、この三人は「着座ちゃくざ」といって宿老しゅくろうであった。