“しゅうろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輯録40.0%
収録20.0%
集録20.0%
俊六10.0%
蒐録10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この御製歌は天平勝宝五年五月はじめて輯録しゅうろくされたから、孝謙天皇の御代になって居り、従って万葉集には元正天皇を先太上天皇おおきすめらみことと記し奉っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
越後出雲崎の旧事を収録しゅうろくした「出雲崎」という書に曰く、西越後の村々の婦女、毎年四月七日には精進潔斎し、八日は早天に晴れの衣を着て近き山々に行き
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その局には、アメリカ各地からの諜報が、ひっきりなしにあつまってくる。その諜報は、アメリカの軍関係事件だの重要会談だの大ものから始まり、ちまたの民衆の声までを集録しゅうろくしている。
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その時長谷川君のいた第六中隊は、中隊長代理として畑俊六しゅうろく将軍がいた。
戦死者の凱旋 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
『閲微草堂筆記』の名をかぶらせたのでありまして、実に一千二百八十二種の奇事異聞を蒐録しゅうろくしてあるのですから、とても一朝一せきに説き尽くされるわけのものではありません。