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しびとやき
ふりがな文庫
“しびとやき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
死人焼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死人焼
(逆引き)
(
門火
(
かどび
)
、門火。)なんのと、
呑気
(
のんき
)
なもので、(酒だと
燗
(
かん
)
だが、こいつは
死人焼
(
しびとやき
)
だ。このしろでなくて仕合せ、お給仕をしようか。)
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ふーッ、いい酒だ。これで暮すも一生だ。車力は出来ず、
屑
(
くず
)
は買えず、——姉さん、
死人焼
(
しびとやき
)
の人足の口はあるまいか、
死骸
(
しがい
)
を焼く。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三途まで奈落へ
堕
(
だ
)
して、……といって、自殺をするほどの覚悟も出来ない
卑怯
(
ひきょう
)
ものだから、
冥途
(
めいど
)
へ
捷径
(
ちかみち
)
の焼場人足、
死人焼
(
しびとやき
)
になって、
胆
(
きも
)
を鍛えよう。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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