“ししまい”の漢字の書き方と例文
カタカナ:シシマイ
語句割合
獅子舞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも、私は里神楽で見たのと、新橋の幇間ほうかんだった柳家連中の獅子舞ししまいで見たくらいの知識しかなかったが、——私は踊っている留さんから眼をそらし、いそいで勘定をして
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
いさゝか神楽かぐらの心得ある若者連が、松の内の賑合にぎわいを見物かた/″\東京に獅子舞ししまいに出かけたり、甲州街道を紅白美々しくかざり立てた初荷の荷馬車が新宿さしてきしらしたり、黒の帽子に紫の袈裟けさ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
新橋の幇間ほうかんだった柳家連中の獅子舞ししまいで見たくらいの知識しかなかったが、——私は踊っている留さんから眼をそらし、いそいで勘定をして、逃げるように根戸川亭をとびだした。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)