“しうれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
収斂50.0%
聚斂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し人の一枝の草一把の上を持ちても像を助け造らんと情願する者あらばほしいままこれゆるせ、国郡等司此の事にりて百姓を侵擾しんぜうして強ひて収斂しうれんするなかれ
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
必ず曲知小慧せうけいの俗吏を用ひ巧みに聚斂しうれんして一時の缺乏に給するを、理財に長ぜる良臣となし、手段を以て苛酷に民を虐たげるゆゑ、人民は苦惱に堪へ兼ね、聚斂を逃んと、自然譎詐きつさ狡猾かうくわつに趣き
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)