“しうとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シウトク
語句割合
修得33.3%
収得33.3%
就徳33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ダイアナが計畫通り(これは私を威嚇ゐくわくおどろかした)百科全書讀破を實行し、私が獨逸語に沒頭してゐる間、彼は彼自身の神祕的な研究、即ち彼の計畫にその修得しうとくが必要だと考へた
けふの萬朝報よろづてうはう悪銭あくせんに詰まるとあるのは、悪の性質を収得しうとくと見ず、消費と見たので記者は悪銭あくせん身にかずといふのと、悪所あくしよの金には詰まるが習ひといふのと、この俗諺ぞくげんを混同したものだらう。
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
私の上つたのは小さい方の、「就徳しうとく尋常小学校」といふので、先生がたつた一人つきり、生徒が、一年から四年まで合せて五十人ほどでした。校舎も一つで、教室も一つきりでした。
先生と生徒 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)