“ざとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ザトウ
語句割合
座頭90.0%
坐頭6.7%
座榻3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラサリーリョ少年が奸黠かんかつ座頭ざとうの手引きとなって連れて行かれる途中で、橋飾りの牡牛おうしの石像に耳をつけて聞けばどえらい音がしているといって
池には石が座榻ざとうのように不規則に、水面に点じている、岸には淡紅の石楠花しゃくなげが水に匂う、蛇紋が掻き破られて、また岩魚が飛ぶ、石楠花の雫を吸っている魚だから
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)