“さんかしゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
山家集100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤坂の宿場から南平野へ出、やがて神戸かんべの町はずれへ来たその旅人は、相川堤の桜並木に立つと、ふと思い出した山家集さんかしゅうの一首を、小声でひとりごちに歌っていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
慈円の『拾玉集しゅうぎょくしゅう』・良経の『秋篠月清集あきしのげっせいしゅう』・俊成の『長秋詠藻ちょうしゅうえいそう』・西行の『山家集さんかしゅう』・定家の『拾遺愚草』・家隆の『壬二集みにしゅう』を六家集といい、江戸時代の刊本もあり
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
しおりして山家集さんかしゅうあり西行忌さいぎょうき
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)