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さつさつそうそう
ふりがな文庫
“さつさつそうそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
颯々淙々
50.0%
颯々爽々
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
颯々淙々
(逆引き)
先づ
衣桁
(
いこう
)
に在りける
褞袍
(
どてら
)
を
被
(
かつ
)
ぎ、
夕冷
(
ゆふびえ
)
の火も
恋
(
こひし
)
く引寄せて
莨
(
たばこ
)
を
吃
(
ふか
)
しゐれば、天地
静
(
しづか
)
に
石走
(
いはばし
)
る水の響、
梢
(
こずゑ
)
を渡る風の声、
颯々淙々
(
さつさつそうそう
)
と鳴りて、幽なること太古の如し。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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颯々爽々
(逆引き)
あのかぐわしきかやの木の清浄なかおりをたしなみながら、ひんやりと手に冷たい石をとりあげて、
戞然
(
かつぜん
)
と音たてながら打ちこんで行くことは、まことに
颯々爽々
(
さつさつそうそう
)
として心気の澄み静まるもので
右門捕物帖:02 生首の進物
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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