“さかうらみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
退怨50.0%
逆恨50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで小人の退怨さかうらみ! そういう次第ならと悪心を亢ぶらせ、翌夜不意に庄右衛門を襲い、寝所でこれを切り斃し、悲鳴に驚いて出て来た澄江を、得たりとばかりに引っ抱え、これも物音に驚いて
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
お前の阿母おっかさんや𤢖わろだろう。それだから、若旦那の方こそお前さん達をうらんでもいのに、お前さんの方で反対あべこべに若旦那を怨むなんて、早く云えば外道げどう逆恨さかうらみで、理屈が全然まるで間違っているんだよ。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)