“さかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堺卯50.0%
逆撃50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十五日の夜(よ)堺卯(さかう)で芸術愛好者の一団が日本美術院の同人を招待(せうだい)した。お客は横山大観、木村武山(ぶざん)、小杉未醒、富田渓仙、戸張孤雁といつたやうな顔触。
先日(こなひだ)大阪のある会社が、大勢の東京商人(あきんど)を堺卯(さかう)で御馳走した事があつた。その折洒落(しやれ)た塗盆(ぬりぼん)の上に小さな紙包が載せられて、それ/″\お客の前に持ち出された。紙包には「御焼物(おんやきもの)」と書いてあつた。
相手の用意に裏をかかれた盗人の群れは、裏門を襲った一隊も、防ぎ矢に射しらまされたのを始めとして、中門(ちゅうもん)を打って出た侍たちに、やはり手痛い逆撃(さかう)ちをくらわせられた。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)