“さいごうたかもり”の漢字の書き方と例文
語句割合
西郷隆盛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西郷隆盛さいごうたかもりは、江戸人が恩人として尊敬し、愛していた大人物だった。その人の最後を知ろうとするものが殺到したのだから、大入りだったわけだ。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
そうして宋太郎そうたろうは、のちに西南せいなんえき西郷隆盛さいごうたかもり部下ぶかとなり、城山しろやまんだのですが、朝吹あさぶき慶応義塾けいおうぎじゅくをさかんにするうえで、なくてはならぬひとになりました。
乙亥の年に西郷隆盛さいごうたかもりが何かしたという史実の記録があれば、それは確実に明治八年の出来事であって、昭和十年でもなくまた文化十二年でもないことが明白である。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)