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ごようがま
ふりがな文庫
“ごようがま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御用窯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御用窯
(逆引き)
佐賀の城下で、
陶工
(
とうこう
)
久米一
(
くめいち
)
が断罪となる日、彼の
持窯
(
もちがま
)
——
黒髪山
(
くろかみやま
)
の
御用窯
(
ごようがま
)
も破壊された。破壊された中から生れた物があった。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御用窯
(
ごようがま
)
としての苗代川は白物を育てたであろうが、少くとも黒物を続け得たのは協存の
賜物
(
たまもの
)
と思える。
苗代川の黒物
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
が、捕手の目は、
御用窯
(
ごようがま
)
の前に落葉に
埋
(
うず
)
もれた百助の死骸を見出したのみで、
棗
(
なつめ
)
の姿も兆二郎のかげも、遂にひねもすの山狩むなしく見ることができなかった。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夕月のかかる前から、
黒髪山
(
くろかみやま
)
の山ふところ、
御用窯
(
ごようがま
)
に火が入った、まっ黒な煙か、峡谷から押し揚った。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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