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ごむまり
ふりがな文庫
“ごむまり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
護謨毬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
護謨毬
(逆引き)
一度は押詰められても、
屹度
(
きつと
)
その人が押返して来る。又
護謨毬
(
ごむまり
)
のやうなものを押して
凹
(
くぼ
)
ませて見る。離せば屹度もとに戻る。さういふ心理状態である。
生滅の心理
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
糸のたるんだ風船と空気のぬけた
護謨毬
(
ごむまり
)
はタマに噛ませてやりませう
都会と田園
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
もしか兵隊さんの大きな
面
(
つら
)
が窓越しに
覗
(
のぞ
)
きでもしようものなら、
皆
(
みんな
)
は
護謨毬
(
ごむまり
)
のやうに一度に腰掛から
飛上
(
とびあが
)
つたかも知れない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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