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ごぶだめ
ふりがな文庫
“ごぶだめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
五分試
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五分試
(逆引き)
此方
(
こっち
)
が先程から此の手紙が分らんと、幾度も読んで考えていたところだ、これは何か
隠
(
かく
)
し
文
(
ぶみ
)
で、お屋敷の大事と思えば棄置かれん、
五分試
(
ごぶだめ
)
しにしても云わせるから左様心得ろ…
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
平常人より良い聴官を持っていなければならぬ音楽家が、次第に耳が遠くなりつつあることを発見し、それを承服しなければならないということは、
五分試
(
ごぶだめ
)
し一寸試しの虐殺に
逢
(
あ
)
うようなものである。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
まだ
其様
(
そん
)
なことを云うか、手前は
五分試
(
ごぶだめ
)
しにもせにアならん奴だ、うゝん……よく考えて見よ、
先
(
まず
)
奥方さま御死去になってから、お秋の方の
気儘
(
きまゝ
)
気随
(
きずい
)
神原兄弟や手前達を引入れ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
云わぬ時に於ては
五分試
(
ごぶだめ
)
しにしても云わせる、さア云わんか
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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