“ごくかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
極寒80.0%
御苦諫20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤裸裸の、極寒ごくかん
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
地獄には誰でも知っている通り、つるぎの山や血の池の外にも、焦熱地獄というほのおの谷や極寒ごくかん地獄という氷の海が、真暗な空の下に並んでいます。
杜子春 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
が、ちまたの沙汰にも聞いております。せっかくな楠木どのの御苦諫ごくかんも、みかどの容れ給うところとならず、逆鱗げきりんさえこうむって、むなしく故山こざん御帰臥ごきがとやらを……。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)