“ごうぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強賊40.0%
豪族40.0%
郷族20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
播州ばんしゅうの山々や僻地へきち海浜かいひんがふくまれているため、いたるところに土豪が住み、強賊ごうぞくが勢力をつくり、これらの土匪どひ討伐とうばつしていたひには、ほとんど、戦費と煩労はんろうに追われてしまい
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北陸ほくりく豪族ごうぞく前田利家まえだとしいえなかをよくしたという間諜かんちょうもあった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
室には格式のうるさい僧侶や大名などもいるので、無名の一郷族ごうぞくを、座へ招じることはできないし、と云って、長政を使いとして、自身から迎えた客なので、礼もらねばならない。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)