“こんろん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コンロン
語句割合
崑崙92.9%
渾侖7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これによると、最後の氷河期の氷河が崑崙こんろん北麓ほくろくに押し出して来て今のコータンの近くに堆石たいせきの帯を作っている。
ロプ・ノールその他 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
この蛇頭に大地を戴く。『山海経』に〈崑崙こんろん山西北に山あり、周囲三万里、巨蛇これを繞り三周するを得、蛇ために長九万里、蛇この上におり、滄海そうかいに飲食す〉。
わたくしはここに抽斎の修養について、少しく記述して置きたい。考証家の立脚地かられば、経籍は批評の対象である。在来の文を取って渾侖こんろんに承認すべきものではない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)