“こをど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雀躍58.3%
小躍33.3%
雀踊8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下のサン・ルームへお通ししてくれたまへ、と答へた時、側にゐた梨枝子は、心の中で雀躍こをどりした。
落葉日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
彼の心は痛ましくも泣き笑ひをしながら小躍こをどりして駈けまはつてゐた。
An Incident (新字旧仮名) / 有島武郎(著)
神経衰弱の療養のために春頃から池部の家に滞在してゐたが、池部の土蔵に封建時代の様々な記録が残つてゐるといふことを聞くと彼は雀踊こをどりして、以来それらの書類の渉漁に寧日ない有様だつた。
夜の奇蹟 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)