“こべい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古塀50.0%
胡餅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何処どこ寂然せきぜんとして、瓢逸ひょういつな街路便所や古塀こべいの壁面にいつ誰がって行ったともしれないフラテリニ兄弟の喜劇座のビラなどが、少しめくれたビラじりを風に動かしていたりする。
巴里の秋 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
汝が述べたるところの如きは円顱の愚物が常套の談、醜し、醜し、もち帰り去れ、※※こそんいかりかす胡餅こべいの一片、朕を欺かんとや、迂なり迂なり、想ひ見よ、そのかみ朕此讃岐の涯に来て
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)