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こぶねちょう
ふりがな文庫
“こぶねちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小舟町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小舟町
(逆引き)
抽斎の姉
須磨
(
すま
)
が
飯田良清
(
いいだよしきよ
)
に嫁して生んだ
女
(
むすめ
)
二人
(
ふたり
)
の中で、長女
延
(
のぶ
)
は
小舟町
(
こぶねちょう
)
の
新井屋半七
(
あらいやはんしち
)
が妻となって死に、次女
路
(
みち
)
が残っていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「待ちな、八、
洒落
(
しゃれ
)
が素通りしちゃ、せっかくの判じ物が台無しだ。大舟はないだろうが、
小舟町
(
こぶねちょう
)
というのはあるぜ」
銭形平次捕物控:089 百四十四夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
容貌
(
ようぼう
)
の美しい女で、
小舟町
(
こぶねちょう
)
の
鰹節問屋
(
かつおぶしどいや
)
新井屋半七
(
あらいやはんしち
)
というものに嫁していた。良清の長男
直之助
(
なおのすけ
)
は早世して、跡には養子
孫三郎
(
まござぶろう
)
と、延の妹
路
(
みち
)
とが残った。孫三郎の事は後に見えている。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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