“こつざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兀坐75.0%
兀座25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
危坐きざ兀坐こつざ賓主いづれやたかむしろ
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
この恩を謝せんとて、自ら我僑居に來し少女は、シヨオペンハウエルを右にし、シルレルを左にして、終日ひねもす兀坐こつざする我讀書の窻下に、一輪の名花を咲かせてけり。
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
階下の一室に兀座こつざせる篠田は、にわかに起る階上の拍手に沈思のまなこを開きぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
机に向うて、終日兀座こつざ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)