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こそずきん
ふりがな文庫
“こそずきん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
高祖頭巾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高祖頭巾
(逆引き)
お
高祖頭巾
(
こそずきん
)
を
被
(
かむ
)
り、庭下駄を履いたなりで家を抜け出し、上野の
三橋
(
さんはし
)
の側まで来ると、
夜明
(
よあか
)
しの茶飯屋が出ていたから、お梅はそれへ来て
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それから
半刻
(
はんとき
)
ばかりの後、春の夜風の薄寒さを、お
高祖頭巾
(
こそずきん
)
に
凌
(
しの
)
いで、お静はたった一人路地の外へ出て行きました。
銭形平次捕物控:088 不死の霊薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
優しい
跫音
(
あしおと
)
が背後から近づいて来たのも、かれはちゃんと知っていた。
縮緬
(
ちりめん
)
のお
高祖頭巾
(
こそずきん
)
を眼深に冠って小豆色の被布を裾長に着た御殿風のお女中だった。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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