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こしじだゆう
ふりがな文庫
“こしじだゆう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
越路太夫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越路太夫
(逆引き)
しかしその時の事は、大方忘れてしまった中に、一つ覚えているのは、
文楽座
(
ぶんらくざ
)
で、後に
摂津大掾
(
せっつのたいじょう
)
になった
越路太夫
(
こしじだゆう
)
の、お俊伝兵衛を聴いたことだけである。
十九の秋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
摂津大掾
(
せっつのだいじょう
)
亡き後の名人三代目
越路太夫
(
こしじだゆう
)
の
眉間
(
みけん
)
には大きな
傷痕
(
きずあと
)
が三日月型に残っていたそれは
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
役者の似顔絵で知られていた
絵双紙
(
えぞうし
)
やの、人形町の
具足屋
(
ぐそくや
)
では、「名物人気揃」と題して、
人情咄
(
にんじょうばなし
)
の名人三遊亭
円朝
(
えんちょう
)
や、大阪初登り
越路太夫
(
こしじだゆう
)
(後の
摂津大掾
(
せっつのだいじょう
)
)とならべて綾之助の似顔を
摺
(
す
)
りだした。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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