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こさんじょう
ふりがな文庫
“こさんじょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
扈三娘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扈三娘
(逆引き)
ほか、歴戦の
猛者
(
もさ
)
が、幾十隊の部将となってくりだしたが、中には
紅
(
こう
)
一点の
女頭領
(
おんなとうりょう
)
、一丈青の
扈三娘
(
こさんじょう
)
も、こんどは一軍をひきいて行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は又何度も木剣を提げ、干し菜をぶら下げた裏庭に「水滸伝」中の人物と、——一丈青
扈三娘
(
こさんじょう
)
や花和尚
魯智深
(
ろちしん
)
と格闘した。この情熱は三十年間、絶えず彼を支配しつづけた。
大導寺信輔の半生:――或精神的風景画――
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と、
所好
(
すき
)
な貸本の講談を読みながら、
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
の
扈三娘
(
こさんじょう
)
、お孝が清葉を
詈
(
ののし
)
る、と
洩聞
(
もれき
)
いて
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ここはいい!
馬麟
(
ばりん
)
、
鄧飛
(
とうひ
)
とともに、あれなる
扈三娘
(
こさんじょう
)
へ当ってくれ。矮虎は早やあの手の者に生け捕られている」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「オオ、あれなん噂の
扈三娘
(
こさんじょう
)
にちがいない。誰かあの蝶の如き戦士を、手捕りにして連れて来ないか!」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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