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こごしょ
ふりがな文庫
“こごしょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小御所
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小御所
(逆引き)
小御所
(
こごしょ
)
会議、
慶喜
(
よしのぶ
)
の
下坂
(
げはん
)
、大号令の発布、政権奉還の一決と、暗転から明転へと、さしもの紛争がすべて一直下に解決の
曙光
(
しょこう
)
が見えてきてからの迎えなのである。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
台徳公の
面影
(
おもかげ
)
のあると言わるる年若な将軍は、
小御所
(
こごしょ
)
の方でも粛然と威儀正しく
静座
(
せいざ
)
せられたというが、すべてこれらのことは当時の容易ならぬ形勢を語っていた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さて一方朝廷に於ては、施政方針を議定するため、
小御所
(
こごしょ
)
で会議を行なわせられた。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
これは
小御所
(
こごしょ
)
において関白から一橋慶喜に渡されたというものである。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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